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浜松南ライオンズクラブ
 
浜松南ライオンズクラブが、チャーターナイトでいただいた画
チャーターナイト時に、故村上国際会長から、初代会長へ贈られたものです。
 
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明るく楽しく・笑って・笑って“We Serve”
 
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1980年
鈴木氏が語る
クラブ創設は人生のイベント。

初代会長 L.鈴木春吉

 浜松南ライオンズクラブは、昭和55年(1980)1月に結成会を行い、同年9月23日に51人のメンバーにより認証状を受け、正式に発足しました。当時は多くの人々が集合できる施設も少なく、「認証状伝達式」は浜松市民会館で行われました。
このとき国際第一副会長であり、翌年には日本人として初めての国際会長に就任された村上薫会長から認証状を伝達された時の感激は、今でもはっきりと覚えています。

 そして、「ライオンズクラブの精神とは、自分たちの社会責任を自覚し、政治、行政の及ばない、経済支援でもできない、ボランティアサービスをもってグループ行動することである。すなわち人類愛、人道主義的発想がその原点である。」という村上先生の信念を参加者全員が深く心に刻みました。


盛大に開催された「認証状伝達式」

 「認証状伝達式」は輝かしいお祝いの席ですから、私はできるだけ多くの方にご参加いただきたいという気持ちがありました。そこで仲間と共に愛知県や富士市を中心に他クラブの例会日に訪問を繰り返し、「浜松南を立ち上げますので、よろしくお願いします。伝達式にぜひご参加ください。」とご挨拶をして回りました。私が実際に動いたのは24ヶ所と記憶しています。

 もちろん皆さんの協力もあり、伝達式には全国96クラブから1460名のライオン諸氏がお祝いに駆けつけてくださいました。一般来賓の方も錚々たるメンバーで、当時の浜松市長 栗原勝氏、浜松市議会議長 村木隆氏、浜松商工会議所副会頭 鈴木専平氏、浜松市教育長 相佐明一氏をはじめ、地元の名士の方々19名がお集まりくださいました。

 また、多彩なイベントが催され、浜松短期大学のチアガールの皆さんが伝達式を盛り上げ、遠山詠一氏率いる浜松商業高校吹奏楽部が素晴らしい演奏を披露。荘厳な遠州大念仏も大変印象的でした。

 私事で恐縮ですが、妻も非常に協力的でした。会員のソフトボール大会も影ながら応援してくれました。私は浜松南ライオンズクラブの前身ともいえる「浜松ライオンズクラブ」に在籍していましたが、その時からYE(現在のYCE、Youth Camp Exchange)にも妻が積極的に援助。また、同名クラブの式典にも一緒に参加したことも良い思い出になっています。


村上先生から頂いた実筆の額

 実は、私に「認証状」を手渡し下さいました村上薫先生は、裏千家の茶道家であり、氏は1962年には国連平和賞を受賞。このページの左上にあります作品は、村上薫先生直筆のものであります。「すなわち人類愛、人道主義的発想がその原点である」と、胸に刻まれている村上先生のお言葉に従い公共性を重んじ、現在は浜松南ライオンズクラブの事務所に掲示し、どなたでも閲覧できるよう配慮しております。

 地域を考え、市を考え、県を考え、日本を考え、世界を考えることがライオンズクラブの基本です。これからの人たちが、どんな思いを持っているか、どんな理想があるかをお聞きし、そこで実現した問題解決に協力できることに私たちは大きな喜びと期待をもっております。

 政治・経済などは急激な変化をし続けています。例えば、『正義の基準』を一例としても『正義とは・・・何か?』を問うことですら時代で変化します。そして、この問いの答えは国際的に大きな共通点がある可能性も否定できないでしょう。常に現在と近未来を頭において、「より多くの人々の幸福を願って活動を続けること。」これが私の使命と考えています。
 
連絡先
浜松南ライオンズクラブ
事務局

静岡県浜松市中区東伊場1-3-1
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TEL:053-456-0883
FAX:053-456-4079